パックロッドを携えて

〜ミニマリスト釣行〜

パックロッドのメリット・デメリット

[メリット編]


メリットはずばり「仕舞寸法の短さ」「携帯性の良さ」です。言い換えるとモバイルってことなんですけど、ほんと便利ですよ。とりあえず持っていけるってのは大変優秀です。


パックロッドは仕舞寸法が短ければ短いほど高性能だと個人的には思います。具体的には50cm台で合格点、50cm以下が理想です。しかし、そもそものロッド全長の都合や性能の問題でなかなか難しいところですし、短くするために継数を多くするのも開発や品質で大変そうな気がします。


ちなみに6f前半4ピースで50cm半ばあたりになっている製品が多くて、それ以上の長さになると5ピースとかにならない限り50cm台に収めるのは無理そうですね。私のアーバソルトは67cmあって理想からは程遠いっすわw7f以上のロッドは5ピースがいいと思うんですが、世の主流は4ピースですね。メーカーさん、ここが商機ですよ?!


さて長さ以外の性能面でいうと適合範囲内であれば必要十分です。気になるパワーや感度も適合範囲内でしたら、必要十分です。実釣において問題になることはほとんどありません。パワーなんかは怪魚用なんかをみると十二分なところはあるかも。


[デメリット編]

パックロッドが1ピース2ピースに比べて性能的な部分で劣るところがあるのは構造上の都合でどうしようもないです。(その性能差が実釣に関係する、しないは別として)


持ってすぐ気がつくのが重さ、特に「持ち重り・トップヘビー」感はわりとあります。これも構造的つまり継ぎ目部分に重さのある芯棒を入れてるからです。私の持ってるマスビート584や月下美人62は短めで重量自体も軽いですが、持ち重りしてます。この辺はリールや握り方でバランス取っていきましょう。


もう一つは「釣趣」です。 ハイエンドモデルや専用モデルは「これだ!」というドンピシャな使用感があります。それは1グラム以下のルアーを明確に感じる感度だったり、竿の振り抜けだったり様々あって、この釣りにはこのロッドという唯一無二の使用感のことです。私の持ってる価格帯のロッドとハイエンドモデルを比べることが間違いな気もするんですけど、この感覚はパックロッドには足りてない部分ですね。


とりあえずここまで。

みんなパックロッド使おう!